
とある大手電子部品メーカーより、他メーカーには極秘で部品製造を進めたいとの依頼。
極秘のため表立って動くことのできない電子部品メーカーに代わってプロジェクトを遂行させることに。

大手電子部品メーカーC社が、これまでとは全く違う、世界で初めての製造方法で、ある部品を製造することになりました。ただし、その新しい製造方法については、ライバルである同業他社に悟られないようにする必要がありました。
特に問題となったのが、部品製造の工程内で使用されるフィルム。このフィルムの存在が他社にばれてしまうと、そこから製造方法が浮かび上がる恐れもある。だから、C社だけに独占的に原反フィルムを供給してくれるフィルムメーカーを探す必要があったのです。
候補に挙がったフィルムメーカーは3社。しかし、なかなか極秘で独占的に原反フィルムを供給する条件では難しそう。そんな中で、以前から豊ファインパックと協力関係の深かったD社だけが、この条件を了承してくれました。

極秘のためにC社は表立って動くことができない。そこで、豊ファインパックが中心になってフィルムのコーディネートをすることに。そのときのことをC社の担当者はこう語りました。
「豊さんのヒアリング能力は的確で、しっかりと必要な情報をD社へフィードバックしてくれました。おかげさまで、フィルム供給が実現。他社にも知られずに、極秘のまま世界初の新しい製造工程へと移行することができました」。