
ガスバリア効果の高いアルミ袋を採用したとある会社の担当者。
しかし中身が見えないことでトラブル続出。そこで豊ファインパックがとった解決策とは。

E社の担当者は、「もっとガスバリア効果の高いフィルムを採用しよう」ということで、アルミ箔を使用した袋を使用してみたものの、アルミ箔のフィルムだと中身が見えないため、包装する際に、つい真空しすぎて部品を破壊してしまうトラブルが続出しました。しかも、中身が見えないため、部品が壊れているかどうかが目視できない難点もありました。

そこで豊ファインパックが提案した袋は、アルミに匹敵する透明なハイバリアフィルムを採用したもの。従来品よりもバリア性能が高く透明だから、部品のクレームを防止することができ、真空包装を行う際にも、袋の中身が見えるため、真空しすぎる問題も回避することができるようになりました。
ただ、一点、ピンホール(穴)が開きやすいとうい問題点がありました。そこで講じたのは、最外面に強度の高いナイロンフィルムを一層追加するという方法。無事にピンホール問題も解決し、E社担当者の笑顔も戻りました。